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ヘディングせずにヘディングが上手くなる⁉空間把握能力を高める練習メニュー

育成年代でのヘディングに関して、 プロサッカー選手は一般人より認知症など神経変性疾患で死亡するリスクが3倍以上も高いとする研究結果や、子どものスポーツ中での脳震盪への高い問題意識から他国では若年代での ヘディングを禁止している国や地域があります。(アメリカやイングランドなど)

 

日本でも日本サッカー協会が2021年4月に「育成年代(幼児期~U15)におけるヘディングに関するガイドライン」を策定しました。

 

ここでは、実際にヘディングは行わずにヘディング習得への基礎となる、空中のボール認知能力や空間把握能力を高めることを目的とした小学校低学年~中学年向けの練習メニューをご紹介します。

 

※小学校低学年の基本的な特徴についてはこちらをご覧ください。
仲間を感じながらサッカーしよう!低学年向けチームプレーを意識する練習メニュー3選

 

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ヘディングの危険性と日本サッカー協会の指針

ヘディングを繰り返す衝撃によって脳への悪影響がある可能性があるかもしれないとされています。

 

日本サッカー協会のガイドラインでもヘディングに関わるリスクとして

ヘディングの蓄積による認知機能に与えるリスクだけでなく、ヘディングに関わるリスクとして以下のよう
なものが考えられる。

  • ボールの衝撃が脳機能に与える影響
  • 脳震盪
  • ヘディングの競り合いでの相手との接触による頭部、顔面への衝撃
  • ジャンプヘッド後の地面への頭部の強打
  • その他

を挙げています。

 

また現時点では科学的根拠による詳細なガイドラインを作成することはできないが、予防的な観点からは、実用的なアドバイスをすることは有用であるとのことです。

 

日本としてはガイドラインを設定し、「禁止」ではなく「正しく恐れながら」段階的にヘディングを習得していくといった方針のようです。

 

詳しくは日本サッカー協会HPにて「JFA 育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)」として指針を発表されているので、そちらをご覧ください。

 

空間把握能力を高める練習メニュー

投げてキャッチ

投げてキャッチ

ボールを上に投げて、空中にある間に床にタッチし、落ちてきたボールをキャッチします。
年齢や運動能力によって風船や軽いボールを使い分けることをお勧めします。
床にタッチの部分を「手を〇回たたく」や「その場でグルっと一回転する」など様々な動きを取り入れます。
慣れてきたら、キャッチの部分を足で止めるなど難易度を調整しながらテーマを変更していきます。

 

2人で投げてキャッチ

2人で投げてキャッチ

2人で同時に上にボールを投げ、前に出て互いに両手でタッチ、振り返り落ちてきたボールをキャッチします。
1人で行う時と同様に、 年齢や運動能力による風船や軽いボールを使い分け、互いの両手タッチの部分をクロスしてタッチ足の裏でタッチなど、難易度を調整しながら様々なバリエーションで行います。
またタッチ後にそのまま駆け抜けて、相手が投げたボールをキャッチする形もできます。

 

どこに落ちるかな

どこに落ちるかな

コーチがボールを投げ、子ども達はボールが落ちてくるエリアを予想して指さします。(または番号を決めておき番号を呼びます
慣れてきたら、一人ずつのトレーニングになるが、エリアに入ってキャッチする形でも行うことができます。

 

落下地点にホール

落下地点にホール

2人1組になり、お互いに向けて上にボールを投げ合います。
お互いにボールの落下点を予想し、落下ポイントにリングを置きます
年齢や運動能力によって風船や軽いボールにするなど使い分けると良いでしょう。
慣れてきたら、リングを置いた後、リングの中でジャンプキャッチを行います。

 

まとめ

育成年代でのヘディングに関しては、個人でも様々な見解を示されることも多くあります。

 

サッカーにおいてヘディングは必要な技術であり、年齢が上がり競技のレベルの高まりとともに、頻度も増えていきます。

 

しかし、若年代でのヘディングが脳への悪影響の可能性が少しでもあるとすれば、やはり慎重になるべきだと思います。

 

実際に頭に当てることなく、ヘディング技術を習得していけるよう大人がしっかりと工夫しながら最善の方法をとっていくことが必要だと言えるでしょう。

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